キャニオンエアロード購入! 貧脚&メカ音痴の3000kmインプレ

結論 買って良かったぁ~
私、2021年キャニオンエアロードCF SLXに乗ってます。3千キロ乗った感想を貧脚目線で紹介したいと思いますので、「自分でも買って大丈夫なのか?」「持て余して楽しくないのでは??」と不安のある方の参考になれば幸いです。あくまで私個人の感想なのでジャスト参考でお願いします。

まず私のロードバイクレベル~~ こんな私です。。 経験、貧脚度、メカ音痴(自信をもって不器用)から紹介

  • ロードバイク歴だけは長くて約11年半。今までのチャリは2011年マドン5.2 ペダル込み重量7.5kgのそこそこ軽量リムモデルに乗ってきた。もう買い替えてもいいだろう、、と思い購入に至る
  • 実力は富士ヒルクライムで1時間40分くらい。速くないけど初心者でもないくらい。1日走行距離100kmを超えると翌日に疲れがどっと残る。300kmとか走る人は理解不能。
  • 自転車屋さんの工賃が勿体なく不器用なのに自分でいじろうとする。然るにマドンの初めてのシフトワイヤー交換はまる2日間掛かり、壮絶なストレスとの戦いであった。

エアロードを買うのが不安だったポイント

  1. 自分で組立・ポジション出しができるのか?
  2. 硬いフレームは貧脚にどうなんだ?
  3. 62mmのディープ過ぎるホイール
  4. 遅くても人の目に耐えられるのか

1stインプレッションでは。。

  • かっこよすぎる!けど、ちょっとド派手すぎて恥ずかしい、、ホイールがこんなにディープでなくても、、
  • 重い!! マドンとの装備重量差500gは大きい。(体重計で計測 マドン7.5kg、
    エアロード8kg)でも頑張って踏むとすごい進む!踏んだら踏んだだけ進むとはこのことか!!
  • 乗り心地が良いんじゃない!安定感もあって、イージーライドな予感。

さあ、本題)買うのが不安だったポイントについて感想

不安ポイント1. 自分で組立・ポジション出しできるのか?CANYON通販は、素人でも乗れる状態になるの??

⇒ はい。私は大丈夫でした。

組み立ては難しくない。ニトリの家具レベル

  • ハンドルの両端が外れているので、差し込んでねじで止める。シートポストが外れているので差し込んでねじで止める。ホイールはめて完成!! みたいな感じです。
  • 専用工具が付いていて、締付トルクは説明書に書いてある通りに締め付ければOK。簡易なもので不安だけど使用上問題なし。

最大の不安と思われるポジション出しは、今乗っているロードバイクに合わせたので、まあOKと思う。初めて自転車を買う人だったら、お金は掛かるけど、どこかのフィッティングサービスを受ければいいと思う。これからの長い乗車時間を考えるとウン万円の価値はあると思う。

  • 最大の障壁はステム一体型のハンドル。ハンドルまでの距離はサドルを前後させることしか調整が出来ない。
    なので、フレームのサイズは最重要! 私の身長174cm、股下80.5cm(平均よりかなり短足😢)でSサイズがベスト。ただ、短足なのでシートを結構前に出す必要があり💦

不安ポイント2. 硬いフレームは貧脚にどうなんだ?⇒固いフレームに脚が跳ね返されて疲れちゃう??性能を活かせない??がちがちで乗り心地が悪いんじゃないの??

まず乗り心地がいいんです。あと直進安定性も抜群で、乗っててイージーモードな感じです。また、フレームが固いと脚にくるとかいうけど、普通に流して走る分にはあまり関係ないと思う。ロングライド楽になりました!

  • よく、乗り心地はタイヤが重要というけど、その通りだと思う。前輪25C、後輪28CのGP5000のおかげか、今まで10年半乗っている比較的乗り心地がいいとのインプレが多い旧マドン5.2(オールラウンドタイプ、タイヤは25C使用)より乗り心地が良くて疲れないです。ただフレームは固くディープリムのせいか、不意の凸凹による突き上げは強めです。ただ、凸凹はいつもじゃないので、、
  • フレームが硬くて足が跳ね返されるような感じとかのインプレがあり不安だったけど、マドン5.2に比べると下手なペダリング(上死点から踏めていない、下死点で踏んじゃうペダリング)も許容してくれ、ぐいぐい進んでくれる気がする。

不安ポイント3. ディープ過ぎるホイールは大丈夫か?62mmのディープリムホイールは無用の長物で、強風の日は横風が危なくて乗れないのでは??

⇒ はい。万能ではございません。。でも、使えないことはないし、メリットもあります!

  • 心配していた横風ですが、確かに今まで感じなかった横風に敏感になりました。ただ、煽られることに身構えていれば、よっぽどの突風を食らわない限り落車はないかと思っています。そもそもそんな強風の時は、今はいている30mmハイトでも十分煽られますし、怖くてまともに走れんです。あと、DT SWISSのホイールがヨットの帆の様に、横風を前進方向の力に変えると説明があり、そんな気もします。
  • ホイール重量は1760gくらいのため、今使っているアルミリムより300gくらい重いです。ただ、最初の漕ぎ出しだけで、スピードに乗れば重さは感じないです。坂道はやっぱり苦手です。特に9%を超えてくると、いわゆる足が引きずられる感じです。でも6%以下なら、剛性が高いせいか、逆にくるくる回して登れ、重量が500g軽いマドンより速いと思います。
  • 最大のメリットは、速度維持がめちゃめちゃ楽です。リムの重さのせいか?フレームともども空力が良いのか?とにかく惰性が効いています。これがロングライドが疲れない理由です。

不安ポイント4. 遅くても世間の目は痛くない??

  • 情けない話、私は人目が気になります。こんなマッチョなエアロロードで62mmのディープホイールを履いているのにちんたら走れない、入門モデルのサイクリストに抜かれたら悔しい 等々。ただ、この自転車はやっぱり平坦が速くて、今までより2~3kmは速く走れます。なので頑張れば初心者枠では頭一つ抜け出せます。この頑張りがモチベーションとなり、最近車速がアップしてきました。
    また、最近は皆さんいい自転車に乗っているので、そんなに目立たないなぁと思っています。速い人はそもそも何を乗っても速いし、今は自転車がかっこよくて自己満足出来て幸せ!と思っています。

まとめ

つらつらと書いてきましたが、結局心配していたネガティブ要素に致命的なものはなく、それよりもロングライドが楽、カッコいいというメリットが上回っています。
正直軽くて45mmハイトくらいのオールラウンド車も気になりますが、絶対的なカッコよさ、この存在感は唯一無二の魅力で、私は間違いなく買って良かったと思っています。

ただ、エアロードをよりオールラウンドに使えるように、次は山岳用に45mm程度の軽量カーボンホイールを買いたいと思います。

最後までご覧頂き有難うございました!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました